●012 秋の眺め あきのながめ 〇にしきをさらすみねのもみじ
表題:秋の眺め
読み:あきのながめ
収録:(A)昭和女子音樂教科書 巻之4 永井幸次,田中銀之助共編 大阪音樂學校樂友會 1929(S.4).4=初/1930(S.5).2=修正再版 ◎[A3-32],Copy=(K82)
記譜:三部合唱(伴奏なし) 変ホ長調 4/4
インチピット:ソ|ミファソラソドミド|ソミファラソ|ド
曲:メンデルスゾーン,フェリックス(Mendelssohn, Felix)(1809-1847)[ドイツ]
詞:犬童球渓
※林中の音樂(471)と同曲
[詞] ※昭和女子音樂教科書 巻之4より
1.錦を晒(さら)す峯の紅葉 色香をきそふ野邊の千草
晴れたる空は高く澄みて 木の實(このみ)赤く眞玉を飾れば
鳥しげく{梢にむれくる|高くむるる}
{山邊の秋の眺めうれし|山邊の秋の山邊の秋の眺めうれし}
2.垣根にすだく虫の聲も 草葉にやどる露の玉も
此の世ながらの~の御園 月の鏡み空にかゝれば
高く渡る{かりがね落ちくる|ひくくおつる}
{田舎の秋の眺めうれし|田舎の秋の田舎の秋の眺めうれし}
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